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インタビュー(ヘンリック・ヴァールグレン)
JOSEF:オーボエをはじめたきっかけは何だったんですか?
HENRIK:ほんとはオーボエなんてやりたくなかったんです(笑) もちろん今は一番好きな楽器ですし、これで仕事させてもらってますが、オーボエとの出会いは、実は両親がこの楽器が大好きで、どうしても僕にやらせたかったってとこからスタートしてるんです。それまではリコーダーからピアノ、サックス、クラリネットといろんな楽器をやって遊んでいたんですが、歌い手で指揮者をしていた父とオルガン奏者だった母親が、12歳のときに僕をオーボエの先生のところに連れて行ってそこからオーボエを始めることになったんです。 JOSEF:オーボエで影響を受けた方がいらっしゃいましたら教えていただけますか?
HENRIK:やっぱり一番はホリガーかな?(笑) 表現力、独創性どれをとってもオーボエでは神様みたいな人だからね。でも音楽で一番影響を受けたのは2番目にオーボエを教えてもらったハンガリー出身のTivadar Banary先生です。Tivadar Banary先生にはオーボエそのものを教えてもらったというよりも、音楽の世界への鍵を開いてくれたというか、音楽の本当のすばらしさを教えてくれた方なんです。 僕にとってはそれ以降の人生にも大きく影響した人でした。オペラに連れて行ってくれたり、舞台にたたせてもらったり、とにかくオーボエのテクニックだけじゃなくて、音楽の楽しさについて教えてもらいました。それからですね、変わったのは(笑)。オーボエに限らずあらゆるジャンルの音楽を聞いて、練習も爆発的にするようになりました。そのおかげで13歳のときにはクリスマスオラトリオをトラで吹いていましたヨ(笑)。 JOSEF:ヨーゼフ(メタル・タイプ)を使われている理由を教えてください。
HENRIK:最初ヨーゼフのオーボエと出会ったのは、う・・・ん、11年前かな?僕が日本にコンサートに行くのを知った友人の演奏家から「日本に行くんだったらヨーゼフに寄ってオーボエ1本買ってきてくれない?」って頼まれて・・・。そのとき始めてヨーゼフのお店に行ったんですが、気づいたら自分の分のオーボエも買ってました(笑) それまでもいろんな楽器を使っていましたが、これほど自分の音楽を忠実に表現できるアイテムはないと思いました。スウェーデンで仕事をしていたころはコークスのノーマルタイプを使っていましたが、その後GSを使って、ドレスデンの歌劇場で仕事を始めたころ、音に幅があってダイナミクスがつけやすくてパワーのあるところが気に入って現在のメタルタイプに切り替えました。もう5年以上使っていますが、楽器の調子がとてもいいので調整を忘れてしまうほどです。あ、今度の夏休みに、オーバーホールの予約お願いしときます。(笑)。 JOSEF:ドイツではヨーゼフのオーボエをよく見られますか?
HENRIK:使ってる人はすごく多いですよ。プロの方もかなり増えてきてますね。若手で有名なところだとハンブルク北ドイツ放送交響楽団のカレフ(Kalev KULJUS)とか、フランクフルト歌劇場オーケストラのニックドイチュ(Nick DEUTSCH)が最近ヨーゼフに切り替えましたね。うちのオーケストラにはオーボエのソリストが3人いるんですが、3人ともヨーゼフを使ってるんですよ(笑) JOSEF:ヨーゼフに対する希望はありますか?
HENRIK:仲村さんには楽器に関していろんなアイディアをいただきました。他メーカーの楽器もそれぞれ良いところがありますが、音への追及という点でヨーゼフをしのぐメーカーはないと思っています。楽器メーカーは歴史的な部分に重きをおく傾向もありますが、今までどおり新しいことにどんどん挑戦してこれからもユーザーの希望をかなえられるメーカーであって欲しいです。それでいて良い楽器をたくさん作って欲しいですね。。
JOSEF:最後に日本でオーボエを吹いている皆さんにメッセージをお願いします。
JOSEF:公演の合間をぬってお忙しいところ本当にありがとうございました。
●聖路加国際病院礼拝堂でのコンサート報告とヨーゼフの楽器の効能について ●写真絵日記2002フランス
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